November 22, 2005
木材塗装
先日、ある家具職人さんと、一緒に仕事をしたのですが、その時の会話で「木
材の塗装はムラがあってもいい」と言う言葉を耳にした。
普通の塗装の考えからすると、ムラができないように塗装するのがいいように
思うのだが、そこには職人らしいこだわりがあるのだ。
というのも、木は自然素材なので、木目や年輪などもともとムラっ気のある素
材であるため、その素材感を活かしつつ、自然な風合いで塗装を施すのが、最
も木をきれいに見せる方法であるという事なのだ。
なるほど、基本的に図面描きである私には、色とツヤくらいの指定ぐらいしか
図面に表記していないので、およそ気づかない要素である。
しかも木材塗装は難しいので、基本的には塗装屋さん任せのところがあった。
今までの私なら、塗装屋さんに「ムラなくきれいに塗って下さい。」と言うだ
ろうがこれからは「ムラが出てもいい感じで塗って下さい。」というだろう。
それくらい、その家具職人さんの家具はいい感じだった。
November 22, 2005 01:16 PM