最近、明らかに個人のページを見に行っているはずなのに、突如として本の紹介とともに本の販売サイトで有名な「アマゾン」や「楽天市場」のページにリンクが貼られているページに出くわしたりすることはないでしょうか?
たとえばこんな感じ 出展:わんにゃん倶楽部さんより
実はこれ、自分のホームページなどを通じて買い物をしてもらうと紹介料として報酬がもらえる「アフィリエイト(提携)」サービスなるものらしいです(「『読売新聞 夕刊 平成16年3月30日号』いぶにんぐスペシャル」より)。努力と工夫次第では手軽に自宅で収入を得られることからここ半年あまりの間に話題が話題を呼び、主婦向けのアフィリエイト運営入門本なんかも出ていて知る人の間では結構熱いらしいです。もともとは、アメリカで発祥したこのサービス、そのご当地アメリカではこのアフィリエイトをうまく使って億万長者も生まれているとか。日本でも主婦の方が月に500万稼ぐなんて話が新聞に載るなど、話題急騰中のようです。
このアフィリエイトって、まあ言うなれば本来の販売者に代わってその商品を宣伝広告する代わりに、販売につながったらその報酬をいくらかもらうというのがざっくりした説明です(上の図参照)。これの良いところは、販売者がせっせと宣伝文句を並べるよりも、普段からその商品に関連するような内容で鋭い意見を持っていたり、面白い文章を書いたりなどして人気のページを運営している人が“おすすめだよ”と言うほうが、その何百万倍も説得力があったりして、購買意欲を掻き立てることができる点にあります。
ネット草創期にあったような単純に人が集まるところに宣伝広告を貼って集客を得ようとするバナー広告のような単純な人集めではなくて、お客さんの購買意欲を掻き立てて、その販売ページに誘導(ニーズの発掘)する分だけ販売につながる可能性が高くなり、売る側にすれば宣伝としての効果がとても見込め、宣伝する側もたくさん宣伝すればその見返りがもらえるということで、より真剣かつ突っ込んだ宣伝をしていくという相乗効果を生み出すわけです。
では、どうやって宣伝していくか?という点では、ここが努力のしどころでして、たとえば以前レポートでご紹介したブログツールを巧みに使うなどして、興味を引く文章や信頼感のある情報などをちりばめてネットにおける文章の力を存分に生かした紹介でうまくお客さんを捉え、そして販売サイトに誘導するというパターンがあります。もちろん、ちょっと面白いこと書いたらすぐに人が集まるなんて思ったら大間違いで、そこからが集客のためのPRの長い道のりが始まるわけですが・・・
ちなみに、ブログに関して言うなら、同じような記事を書いている他者が運営するブログの記事に相互リンクを貼れたりする(トラックバックという機能)ので、人目に触れる機会が増える分ある程度の集客を見込めるところです。もちろん自分のサイトを訪れる客層やニーズをちゃんと把握した商品を選択して宣伝する必要がありますが、物は動かずにお金を手にするという、いかにもネットらしいビジネスのような気がしますね。
そうそう、個人でホームページ開いている方で、メールアドレスを公開されている方の中には、「アフィリエイトプログラムのご提案」な〜んて、メールが来たこと無いでしょうか?なんじゃこれは?と思いながら恐る恐る中身を読んでみると、「あなたのホームページに設置するだけで、簡単に稼げます」なんていう甘い言葉の波状攻撃だと思います。
そんな甘い商売あるわけ無いじゃん!と思って、僕は今までは一向に無視を決め込んでいましたが、かの有名な検索エンジンのGoogleもすでにAdSenseという「契約したページの内容にマッチングした広告が表示されるアフィリエイトプログラム」をサービスとして提供するなどするようになってきて、今やこのアフィリエイトもどんどん浸透してきている状況です。まあ、そんなわけなので、そろそろうちも考えてみるのもいいかなと思っているところに、上司から手渡された1枚の「読売新聞」夕刊の記事を読んで、これは実験開始だろうということでいざ試してみるべし!と決意いたしました。
というわけで、突然ですが私も主婦向けのアフィリエイト関連書籍を購入して今月中にうちの会社も試してみようかなと計画を練っております(相変わらず新しいものに手を出したがっていますが(笑))。