貼り方いろいろ
2012.06.27
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床にフローリングを貼る時、あこがれる貼り方の一つと言えば、
上記の写真にある「ヘリンボーン貼」です。

日本語で「ニシンの骨」という意味ですが、
となり長尺のフローリングの隣り合わせを直角に貼り分けていくのが特徴です。

たまに、TVなどでフランスの貴族の屋敷の床などに、
使われているのを見たり、
映画で出てくるホテルのロビーに使われていたりと、
ちょっと高級なイメージをもたらす貼り方だと言えます。

フランスの貴族の屋敷の床なんかは、これ以外でも、
象嵌っぽい床とか、昔インテリアの本で見たことあるが、
とうに名前など忘れてしまった貼り方などたくさん見かけますが、
その中ではポピュラーな貼り方の一つです。

最近では、ショッピングセンターのテナントでも、
見かける様になりました。

ただ、通常の貼り方に比べ、現場の職人さん泣かせな貼り方の様ですが・・・。
ふるきよきもの
2012.06.19
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ものには、古くても趣があり、いい感じのものと、
どうにも、古いだけという感じのものの、2種類があります。

ここは、大阪の天王寺にある慶択園の池が展望できる休憩室。
とにかく、ベンチが古いけど、いい感じに干からびているので、
写真を撮ってしまいました。

モノヅクリに携わるものとして、こんな感じのものを作れればいいなぁと、
常々思っています。

それはさておき、ここ慶択園は大阪夏の陣で、
真田幸村が陣を立てた茶臼山のすぐ隣です。

おそらくこの写真の場所は、徳川家康との激戦区となっていたのではと、
このベンチに座って、思いを馳せておりました。


LEDの可能性<後編>
2012.06.12
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前回のブログで、書いていたように、
今回はLEDを導入して気づいた点を書いてみたいと思います。

まず、LEDの最大限の特徴と言えば、器具の対応年数が長い。
(蛍光灯の2〜5倍くらい・通常の電球の50倍くらい)
電気代が安くなる。(通常1/3〜1/5くらい)
電球の色がたくさんある。

など、メリットもたくさんあります。

しかし、LEDを導入する上で、実はいくつか壁にぶち当たったので、
それを検証してみたいと思います。

蛍光灯の代わりに、ベースライトとして導入しようとしたところ、
イニシャルコスト(器具の費用)が、思った以上にかかる。
蛍光灯ほどの明るさ、光の広がり方を再現するには、相当の出力のLEDが必要です。
その時の費用で、LEDの導入をあきらめるケースが多いです。
あと、最近のメーカーの謳い文句として「40Wの電球相当」と、
既存の電球と比較した表記が、多いのですが、
実際はそれよりも暗い場合が多く、しっかりした照度計算を行わなくては、なりません。

既存のスポットライトの代わりに導入を考えた時、光の性質が違う。
既存のスポットライトは、強い電流のときは、白く(黄色っぽい)、弱めれば赤いという、
特徴がありますが、LEDは強くとも弱くとも光の色は一定しています。
また、ダイクロハロゲンなどに見られる特徴的な、影の作られ方とは明らかに違う、
光の出方をします。

調光が難しい。
特にスポットライトなどは、調光して、光の強さを制御したいものです。
しかし、LEDは調光が難しく、器具のコストが上がり、
かつスイッチなども検証の取れているものでないとダメなので、
非常に気を使います。
上記の写真は、検証の取れている調光のスイッチです。
もちろん器具によって、使えるスイッチが異なるので、器具とスイッチの組合せは、
非常に難しいと言えるでしょう。

器具と電球の一体型が多い。
通常、電球は器具から取外し交換可能なものがほとんどですが、
LEDに関しては、器具と電球の寿命がだいたい同じという理由もあるためか、
器具と電球が一体になっているものがほとんどです。
おそらく、器具と電球を分けると値段も上がってしまうと言うのもあるのでしょう。
電球が切れても、器具ごと替えなくてはいけない感じになっています。

以上、まだまだLEDには、たくさんの課題が残っています。
上記のものは、代表的な例ですが、細かいことを言えば、きりがない感じです。

しかし、上記に書いている課題は、これでもここ数年で、かなり改善してきています。
おそらく、ここから1〜2年で上記の課題の一つくらいは、
なくなってしまいそうな勢いだと思います。

そういう意味では、今後のLEDは、全ての電球に取って代わる可能性があると言っていいと思います。


LEDの可能性<前編>
2012.06.05
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私は2011年を「LED元年」と勝手に名付けました。

理由はホームセンター、スーパーマーケット、ドラッグストアに、
普通にLEDの電球が並んでいるのを見たのが、2011年だったからです。
つまり、2011年にほとんどの人が、LEDを知ったんだと思います。

私個人としては、かれこれ10年近く前から、蛍光灯に変わる電球として聞いていました。
当時はCDM球という水銀灯を小さくしたものと、LEDのどちらかが、
蛍光灯に取って変わるだろうと、予告されていました。

当時、圧倒的に光量が少なく暗い電球しか作れなかったLED。
光量と電気効率は優れているが、熱が強すぎるなど、扱いが難しいCDM球。
両者、正反対の特徴を持っていますが、
今では、光量が補われてきたLEDがシェアを占めはじめました。

私自身も、LEDを取り入れた設計をすることが多くなりましたが、
果たして、LEDはどこまで、可能性を持っているのでしょうか?
次回、自分がLEDを取り入れて、気づいた点を書いていきたいと思います。

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